結論から言うと、ロスカット(強制決済)とは、損失が一定の水準を超えたときに、それ以上損失が膨らまないよう、システムが自動的に取引を終了させる仕組みです。 FXなどレバレッジを使う取引にあります。資金を守るための仕組みですが、発動すれば損失が確定するため、初心者はまずこれを避ける運用を心がけます。
要はこういうこと
この記事で分かること
- なぜロスカットが起きるのか
- ロスカットの二つの顔
- ロスカットを避けるには
なぜロスカットが起きるのか
レバレッジ取引では、取引を維持するために一定の証拠金が必要です。相場が予想と逆に動いて含み損が増えると、「証拠金維持率」という余裕度が下がっていきます。これが決められた水準を割り込むと、ロスカットが発動します。
- 含み損が増える → 証拠金維持率が下がる
- 一定ラインを割る → 自動的に取引が終了(=損失確定)
ロスカットの二つの顔
| 良い面 | 注意すべき面 |
|---|---|
| これ以上の損失拡大を止めてくれる | 発動した時点で損失が確定する |
| 資金がゼロを超えて借金になるのを防ぐ | 一時的な下げでも機械的に切られる |
つまりロスカットは「最後の安全装置」であると同時に、「そこまで追い込まれたサイン」でもあります。頼りにするものではなく、そもそも発動させないのが理想です。
ロスカットを避けるには
- レバレッジを低く抑える(レバレッジとは)
- 証拠金に余裕を持たせる(ギリギリの資金で大きく張らない)
- 損切りの基準を自分で先に決めておく(ロスカット任せにしない)
自分で決めた損切りは「戦略」、ロスカットは「最後の砦」。この順番を守れる人が生き残ります(生き残る考え方)。仕組みの全体像はFXとは?、他の用語は用語集へ。
※本記事は投資に関する一般的な情報・教育を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨・助言するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。元本保証はなく、損失が生じる可能性があります。
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この記事に出てくる言葉
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- レバレッジ
- 手元のお金の何倍もの金額を動かせる仕組み。利益も損失も同じ倍率で大きくなる。
- 証拠金
- 取引をするために口座に預けておくお金。取引の元手にあたる。
- 含み損
- まだ決済していない、帳簿の上だけの損。決済すると確定した損になる。
- 証拠金維持率
- 預けたお金に対して、いま必要な証拠金がどれくらいあるかの割合。低いほど強制決済が近い。
※本記事は投資に関する一般的な知識の提供を目的としたもので、特定の商品・サービスの利用や売買を勧めるものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。元本保証はなく、損失が生じる可能性があります。
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